チャーリー・パーカー(Charles Parker Jr, 、1920年8月29日 – 1955年3月12日)は、ジャズのアルトサックス奏者。1940年代初頭から、モダン・ジャズの原型となるいわゆるビバップスタイルの創成に、ディジー・ガレスピーと共に携わった。
これにより「モダン・ジャズ(ビ・バップ)の父」とも言われる。初期の頃よりバードとも呼ばれ、親しまれた。
1945年から1948年が活動の最盛期であり、天才的なひらめきを伴ったそのアドリブは伝説化している。
1945年、若き日のマイルス・デイヴィスを自分のバンドに起用した。1947年にはマイルスの初リーダー・セッションもサポートする。
・Charles Parker Jr. : チャーリー・パーカーのまとめページ
残念なことに 若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。1940年代末期以降は演奏に衰えが見られるようになった。衰弱により心不全で早世した。
彼の生涯は1988年製作の映画『バード』(クリント・イーストウッド監督)で描かれている。